ファンドレイジングセミナー
「NPOのための志金を考える」の報告
日時:2014.2.15 10:00~16:30
場所:県民交流センター207会議室
参加者:66名
今回、寄付を集めようとする方が学ぶ場として、
日本ファンドレイジング協会の認定ファンドレイザーのための
「認定取得検定のための研修」として、受講ポイントが獲得
できるセミナーを開催しました。
昨年のNPO法改正に伴う認定NPO法人取得への関心が
増え、ファンドレイジングなど、寄付に関して積極的な展開
をめざす人々が雪の中、関東や九州からも参加されました。
メンバーも共同募金に関わる人、認定NPO法人をめざす人、
学生、企業、財団など多様な方々が集まり、募集途中で
満員御礼となりました。
市民活動団体にとって資金調達を考えることは重要ですが、
そのひとつとして、寄付を考えることは自分達の活動に
共感をしてもらい参加を促す大切なことです。
午前中は税理士の脇坂誠也さんから
「『寄付者に向けて寄付税制を語る』そのために必要なこと」
としてお話を聞きました。
寄付税制の仕組みについて、認定NPO法人制度についてお話し
を聞き、NPO法の改正にかかる背景からも寄付税制改正を
テコに成長していこうというものでした。
NPOの方々ばかりではないので、はじめて聞かれた方は、
認定NPO法人の成立要件など、「認定NPO法人になるのは
厳しいですね。」といわれていました。
午後はかものはしプロジェクトの山元圭太さんから
「ファンドレイジングの戦略の立て方(入門編)」として
ワークショップを交えながらお話を伺いました。
山元さん自身の事例をふまえ、何のために?、何を集めるのか?
いつ?、誰から?どこから?どうやって?という
ファンドレイジングの「5W1H}をシートを前に、皆さん、
悩みながらつくられていました。
また、昼食時には参加者の団体パネル展示の場も設け、お互いに
自身の活動でPRしたいことを前に出てお話しいただきました。
皆さん、学びと共に、ネットワークを求めている方ばかりなので
すぐにお話の輪が広がりました。
今回滋賀でははじめて、「認定取得検定のための研修」を行いましたが
大勢の参加者と熱い熱気に必要性を一段と感じた研修会となりました。
寄付の意義を確認し、熱い思いを伝えることから、寄付文化が広がり、
民が民を支える社会づくりへの一歩につながることを願っています。