8/8 環境市民 野の塾 原発事故が奪った農村の暮らし

淡海ネットワークセンター

2011年07月24日 09:44

 -福島・飯舘村から酪農家・長谷川健一さんをお迎えして-

 3・11大震災と、未だ収束の目途が立たない原発災害。
 この未曾有の大惨事は、私たちが当たり前のように享受してきた
 「豊かさ」という価値観を根底から揺さぶっています。
 原発事故で村全体が計画的避難区域となった福島県飯舘村。
 「までいの心*」をキーワードに飯舘村流スローライフを提唱し、
 合併もせずに村ぐるみでがんばってきました。

 しかし原発事故はそれまで大切に築いてきた暮らしを一瞬のうち
 に奪ってしまいました。
 そんな飯舘村で、長年酪農を営んでこられた長谷川健一さん。
 出荷制限のために原乳を絞っては捨てる毎日。後手に回る国や県。
 我が子同然に育ててきた牛と別れざるを得ない辛さ。
 事故後からご自身で撮り続けられている映像を交え、震災前後の
 出来事や思いを率直に語っていただきます。

 現地の生の声を聴いて、原発事故の悲惨さ、自分自身のこと、
 そして持続可能な未来のこと、一緒に考えてみましょう。

 ※「までい」とは
 「真手」という古語からきたことばで「両手」という意味。
 それが転じて「丁寧に、心を込めて、手間暇惜しまず、
 つつましく」という方言となった。

★詳しくはこちらをご覧ください↓★
http://www.kankyoshimin.org/modules/join/index.php?content_id=68

○日時:2011年8月8日(月)午前10:00から12:00

○会場:ひとまち交流館・京都 第3会議室

○講師:
 長谷川健一さん
 福島県飯舘村の酪農家。58歳。飯舘村前田地区区長

○参加費:
 主催者・協力・後援団体会員500円、それ以外600円
 (高校生以下は無料)
 ※参加費は、必要経費を除き、全額長谷川さんへカンパします。
 ※会場にて長谷川さんへのカンパも募ります。

○定員:40人(先着順)

○主催:特定非営利活動法人 環境市民

○協力:長谷川健一さんのお話を聴く会、あすのわ

※託児はありませんが、小さいお子さん連れの参加も歓迎します。
 会場は少々騒がしくなるかもしれませんがご了承ください。

<申込・お問い合せ先>
 特定非営利活動法人 環境市民
 〒604-0932 京都市中京区寺町二条下る呉波ビル3F
 TEL 075-211-3521 FAX 075-211-3531
 E-mail:life@kankyoshimin.org


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