自分の買いたいものが自分で選べる地域に
~暮らしの足を考える地域の絆プロジェクト~
日時:9月16日(金)13:00~16:30
場所:滋賀県男女共同参画センター
参加者:21名
コミュニティビジネスをテーマに協働サロンを開催しました。
現在、買物難民問題が全国で取りざたされており、滋賀県でも
高齢化する限界集落や限界団地における移動を伴う買い物や病院への
送迎が困難な状況にあるといわれています。
そういう、地域での問題解決の糸口を探るためコミュニティビジネスの
手法を使って、新たなしくみの地域の連携を考えました。
講師のNPO法人コミュニティビジネスサポートセンター代表の
永沢さんからコミュニティビジネスとはについてお話しいただきました。
コミュニティビジネスは「地域の課題を事業の手法で解決するもの」であり、
1 地域によいこと社会に必要なこと
2 地域の協力体制横のネットワークを持つ
3 経済的自立をする活動を継続する
4 やりたいこと楽しいこと
の4つのバランスが大切であるということです。
事例も廃校を使った直売所や宿泊体験施設を運営している「農業法人(株)秋津野」や、
障害者の作業所の給与UPのために、味で勝負できる商品作りを目指している
「NPO法人パンドラの会」などを紹介いただきました。
全国でも買い物難民対策は、地域にあった取り組みをされています。
地域で自分たちの取り組みをつくるときには、5年後、10年後の数字を見ながら
つくることが大切であると言われました。
その後グループに分かれて、
1 解決すべき地域課題
2 「地域らしさ」について
3 コミュニティビジネスのモデル
4 役割分担、ネットワーク
などについて話し合いました。