ファンを増やす、ファンドレイジングフォーラム開催しました。

淡海ネットワークセンター

2011年10月27日 16:24

市民に支えられる団体を目指して~ファンドレイジング(資金調達)フォーラム
開催しました!

日時:2011年10月15日(土)10:00~16:00
会場:草津市立まちづくりセンター
プログラム
 基調講演 「ファンドレイジングを始めよう」
  鈴木 歩さん((特活)シーズ・市民活動を支える制度をつくる会
 県内の事例から学ぶ
   ・山門水源の森を次の世代に引き継ぐ会   
   ・(特活)おうみ犯罪被害者支援センター  
   ・(特活)やまんばの会(パワーポイントでの報告)
 昼食&交流会
 ワークショップ「組織で取り組むファンドレイジング」


 鈴木さんは、アメリカでファンドレイジングを学び、「NPOのファンドレイジングをはじめよう」の著書(松原明共著)もあります。
 ファンドレイジングで大切なこととして、寄付者が何を求めて寄付をするのかをよく考えること。どんな目的で寄付を集めるのかを考える。寄付者との約束を守ることについてお話されました。
 ファンドレイジングには、寄付者を開拓する→依頼する(お願いしないと始まらない)→資源として活用→感謝と報告をする→寄付者の開拓へというサイクルがあります。その中でも「感謝」については、次の寄付までに7回感謝を伝える機会を作ること、組織のみんなと寄付者について共有していつも感謝を伝えることが大切だと言われていました。「あなたのおかげです」と寄付者とも達成感を共有することが大切です。少額の寄付から関係が始まった寄付者が、伝えた感謝と達成感が次の寄付につながり、だんだん高額の寄付をしてくださる関係になっていくそうです。
 事例紹介を混ぜながら、とても分かりやすいお話でした。
   
 県内事例に学ぶでは、山門水源の森を次の世代に引き継ぐ会の藤本さんから、この森を守って来られた経過と森を維持するために森に入る人から協力金を集めているお話をしていただきました。貴重な湿原や動植物は人の手によって守っていかないと消えていくのだそうです。森を訪れる人は快く協力金を払っておられ、貴重なこの森の存在の大切さが理解されているようです。


 おうみ犯罪被害者支援センターの橋本さんから、活動のために寄付集めの工夫をお話くださいました。飲料会社と連携し寄付付き自動販売機の設置をされたり、かわいいふくろうの貯金箱や福祉作業所との協力で作成したマグネットをカンパとして購入してもらうなど。工夫をされてます。


 里山の保全を子ども達の体験活動を行いながら実施しているやまんばの会では、ホームページで日々の活動や子ども達の様子などを細かく報告されており、それが企業からの寄付や企業との連携につながった事例をパワーポイントで紹介させていただきました。
 
 事例紹介の後は、質問タイムでした。
 企業との出会いはどのようなところから?という質問では、企業の関心を知ること。CSRレポートなどを公開しているので、地域や社会への貢献として何に関心を持ち、過去どんなところへ寄付しているのかを調べて、そしてアプローチ。社内で説明してもらいやすい資料を作ることも必要ですとのことでした。


午後はワークショップ「組織で取り組むファンドレイジング」を行いました。
各グループで、「いくら寄付を集めて、どんな夢を実現したいのか」を考えて共有しました。また、「その寄付は誰から、いくら集めるか」を考えました。一人ひとりの顔を思い浮かべて、その人の関心事や関係などを整理していきました。

最後に各グループでどんなアイデアなどが出たかを紹介して、終了しました。

参加者からは、
「具体的で分かりやすい内容だった。」
「団体で話し、ファンドレイジングについて共有したい。」など、ファンドレイジングについてヒントを持って帰っていただけたようです。

今回のフォーラムの内容については、ブックレットにまとめたいと思っています。


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