市民か見ると、司法は国策を否定する訴えを認めにくいのではとい
う印象を強く持ちます。その代表格が原発政策ですが、「志賀原発2
号機を巡る訴訟」では当時裁判官であった井戸さんは「可能性とし
て、外部電源や非常用電源の喪失など、さまざまな故障が同時に発
生したときには多重防護が有効に機能するとは考えられない。炉心
溶融の可能性も考えられる。従って、原子炉を運転してはならない」
との異例とも言える判決を下しました。しかしながら、この判決文
での指摘は今回の福島原発事故で現実のものとなりました。
「国の指示通りやっていることのどこが問題なのか」との批判、
「甘い想定のもと、声高に主張される安全神話」のなかでの勇気ある
判断。裁判官が世論に迎合してはいけないが、世論からまったく自由
であることは許されない」との井戸さんの理念は明確です。
そこで、なぜ国策に反する判決を下したのかについて、 弁護士
井戸 謙一さんからお話を伺います。
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http://seisaku-shiga.com/
○テーマ:「なぜ私は原発差し止め判決を言い渡したのか」
○講師:たちばな法律事務所・弁護士(元判事) 井戸 謙一さん
○日時:2011年12月17日(土)13:30~
○場所:県立男女共同参画センター会議室 A
○主催:政策フォーラム滋賀
○入場料:議員会員 無料、一般会員・非会員 1000円
<お申し込み・お問い合せ先>
辻川 作男
住〒526-0828 滋賀県長浜市加田町2445番地
℡ 0749-62-4611 fax 0749-62-4617
アドレス sakuo-28@mx.biwa.ne.jp