7/28 滋賀自然環境研究会 第23回研究発表会

淡海ネットワークセンター

2013年07月25日 09:27

 滋賀自然環境研究会の設立された頃は、滋賀県の地質・地形関係の研究者に
 よる研究成果は際立ったものがあり、そうした多くの優れた地形・地質の研
 究者の中心にいたのが研究会幹事の藤本秀弘さんでした。「山門湿原の形成
 史と山門水源の森の現状」は、藤本さんの久し振りに専門分野である山門湿
 原のボーリング調査に基づいた湿原の形成史の解明と、山門水源の森の生物
 多様性保全活動についての講演です。また、滋賀県自然環境保全課長の水田
 有夏志さんの「近江の滝について」は、近江の滝と人々がどのように関わっ
 てきたのか、また時代の変化に伴って近江の滝がどのような現状にあるのか
 について、人と滝とが密接に関わることによって育まれた「滝文化」ととも
 に紹介する大変興味ある内容の講演です。

 ぜひご参加ください。

○日時:2013年7月28日(日)13時~16時45分

○場所:彦根勤労福祉会館 2階 研修室
※駐車場が狭く混雑が予想されます。また周辺は駐車禁止です。
※ご来場の節は近隣の有料駐車場又は電車・バスをご利用ください。

○プログラム:
◆講演:
 山門湿原の形成史と山門水源の森の現状 藤本秀弘(滋賀自然環境研究会)

◆近江の滝について 水田有夏志(滋賀県自然環境保全課)

◆研究発表
1 高島地域の興味あるコケ植物 笠井 譲
2 低価格・省資源・省力壁面緑化の試み 南 尊演
3 ハイビジョン映像による動画自動撮影装置の作製と作例 名和 明
4 ヨーロッパの湖畔-共通の問題点を考える- 岡田明彦
5 モンゴル北部シベリアカラマツ林荒廃地での再生促進研究 草加伸吾

○参加費:無料

<お問い合わせ先>
 滋賀自然環境研究会事務局
 〒522-0041 彦根市平田町243-16 植物社会学研究所内
 TEL&FAX 0749-23-6220


関連記事