NPO法人あめんどさんの食育事業に参加してきました

淡海ネットワークセンター

2016年12月09日 16:06

未来ファンドおうみ2016年度助成団体である「NPO法人あめんど」の食育事業に参加しました。同団体は、事業名『僕らが主役の課外授業 ~大豆で食育~』で、今年度の「げんさん食育NPO基金助成」に採択されました。

今回は、参加者の子どもたちが大切に育ててきた大豆をつかった滋賀の郷土料理教室です。




これは、子どもたちが暑い中一生懸命草むしりをして、大切に育てた大豆。小皿にのっているのが収穫して乾燥した豆、大きさが全然違います。

講師の方は郷土料理研究家の肥田さんと旦那さんです。


講師の肥田さんをご紹介されたのは、NPO法人あめんどさんと同様、今年度未来ファンドおうみ助成団体である「いざない湖北定住センター」の事務局をされている川村千恵さんです。

両団体とも、当センターの助成団体ということで、色々な機会でお会いすることがあり、あめんどさんで同事業を担当している盛本さんが川村さんにご相談されたことがきっかけで講師さん紹介となったそうです。
団体さん同士のつながりが当センター助成事業がきっかけだったということは、当センターとしても大変うれしいことです。

献立は、「えび豆→いさざ豆、うち豆汁、炊き込みご飯」です。「えび豆(いさざ豆)とうち豆汁」は滋賀の郷土料理。えびはひげとかが口にあたって子どもは嫌がるということで、今回はいさざとなりました。

講師さんに教えていただきながら、みんなで力を合わせて作ります。

  
   「いさざ」                 豆をつぶすための石臼と木づち

【料理中のこどもたち】
 

 

 

 
  つぶした「豆」                出来上がった「いさざ豆」


できあがった料理です。炊き込みご飯は、あめんどさんが、人と接することが苦手な若者の就労・自立支援事業でつくっている「乾燥野菜」を使用しています。
★NPO法人あめんどホームページはこちら→http://www.eonet.ne.jp/~amendo/

料理中、自分たちのやりたいこと・できることを一生懸命やっていたこどもたち。
料理が出来上がったあとは、器への盛り付けや配膳もやってくれました。

自分で「私、これならできる!」と伝えること、「ちょっと苦手だけどがんばってみようかな」という経験と、滋賀に昔から伝わる料理を作ったという今回の経験は、子どもたちが育っていく過程で大切な経験となったと思います。









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