第15期おうみ未来塾 グループ「そら湖diary」活動報告 vol.1

淡海ネットワークセンター

2019年03月12日 16:40

第15期おうみ未来塾は、2018年12月より後半の「創造実践コース」のグループ活動を開始しています。
3グループに分かれ、塾生たちで決めたフィールドでの活動。
随時、各グループの活動内容をご報告いたします。

「そら湖diary]

メンバー: 6名
活動テーマ: 琵琶湖や野洲川を舞台にした環境学習を通して、人と人が繋がる
         きっかけを作る

目的: 環境学習都市守山の取り組みを全国に発信、新たな活動で未来につなげる 

活動内容:①守山市で取り組まれている環境学習の取り組みを広く全国に伝える
       ②市民団体と連携して「淡水真珠」を活かした地域の小学生向け
        学習プログラムの開発を行う
       ③野洲川河口の幸津川自治会向けの環境学習プログラムの開発と
        自走する仕組みづくりを行う

到達目標:①守山で活躍する市民団体の活動動画制作→3団体以上
       ②幸津川自治会で環境学習活動を実施→毎年継続出来る活動に
        落とし込む
       ③赤野井湾の淡水真珠を活かした環境学習プログラムの企画
        →トライアルを行い、企画書を作成する

私たち「そら湖diary」は、湖南エリアと県外に存在するメンバーで構成されたチームです。

私たちが活動エリアとしている滋賀県守山市は「せっけん運動」をはじめ、全国に先駆けたごみの分別、ホタルが住まう水辺の整備など環境活動が長年行われてきました。2017年には、「環境学習都市宣言」が行われ、市民が主体的に環境について考え、行動する未来に向けたまちづくりが行われています。2021年10月幸津川地区に新しい環境センターが竣工。環境学習の拠点として期待されています。守山市を流れる8本の河川が流れ込む赤野井湾は、琵琶湖で一番水質が悪化しやすい場所だと言われてきました。多くの市民団体が環境保全活動などを行い、近年では水辺環境が改善してきました。しかし、継続的に活動している多くの団体で高年齢化が進み、インターネットの活用なども思うようにいかず、情報発信に課題があるそうです。

昨年2018年12月チーム結成後に守山市の琵琶湖沿いの赤野井湾、野洲川河口域を中心にフィールドワークを行いました。
漁船から赤野井湾の「えり漁」「淡水真珠」の現場、周辺にある琵琶湖博物館、大庄屋諏訪家、野洲川河口にある親水公園、幸津川自治会館を訪問。市内で活躍する「碧いびわ湖」「びわこ豊穣の郷」「夢・びわ湖」、守山市役所環境政策課のヒアリングを行いました。また、兵庫県の兵庫運河で行われているアコヤ貝真珠を使った環境学習の様子を視察しました。

・今までのヒアリングの報告・共有、
・焦点を当てたい課題、地域など
・実際にすべき活動
・最終到達点

を再確認し、環境というキーワードに沿ってNPOや、市民団体、守山市、幸津川自治会とのかかわりを計画、私たちグループにできることがたくさんあると思い、メンバーもいろいろなアイデアが浮かび今後の活動が楽しみになっています。乞うご期待!!

     (グループ活動報告書より)







おうみ未来塾 担当 青木 恵美子


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