2009年10月21日
第7回協働サロン・NPO×NPO
第7回 協働サロン NPO × NPO
モノやサービスで伝える自分たちのミッション
~ 「買いたい!」商品サービス そこにある仕組みとは ~
協働サロンとは・・・新たな事業展開を創造する出会いの場
商品やサービスの提供を通して地域の課題解決にとりくんでいるNPOがたくさんあります。コミュニティカフェ、フェアトレードショップ、知的障がい者授産施設の商品販売など・・・。けれども、独自の手作り商品を軌道に乗せる大変さなど、感じておられませんか?
今回は、そのような団体が集まり、日頃の課題や考えを交換しあえるサロンを開催しました。
ゲストには、「デザインで変える福祉」をキーワードに活動を展開する「NPO法人 !-style(エクスクラメーション・スタイル)」の吉野さんをお招きし、その取り組みなどについてお聞きしました。
開催日時
2009年10月22日(木)13:30~16:30(13:00 受付開始)
開催場所
ウイングプラザ4階 研修室C
参加費
500円(お茶・お菓子付き)
プログラム
【第1部】話題提供 13:30~14:30吉野智和さん
特定非営利活動法人 !- style (京都府八幡市)
【第2部】各団体・参加者活動紹介 14:30~15:30
【第3部】 意見交換会 15:30~16:30
定員
15名
対象
商品やサービスを提供する活動をしているNPOや市民活動団体、また、関心をお持ちの方ならどなたでも。
その他
参加者同士の交流を考えていますので、名刺やちらしなどをお持ちください。
ゲストのご紹介
●吉野 智和 さん
NPO法人!-style 統括マネージャー (京都府八幡市)
「NPO法人!-style」
私たちは、障がいのある人が作った製品を通じて、社会一般に広く障がいのある人たちの仕事力を知って頂きたいと考えています。障がいのある人たちの働く、一般的に「作業所」と呼ばれる施設は、京都府内だけでも大小合わせて200を超え、その多くでは"モノづくり"に取り組んでいます。それらの中にはすぐれた手仕事の技術や機械設備等の、資源を持つ作業所が数多くあります。しかしながら、それぞれの活動は個々に行われる場合が殆どであり、その活動を社会資源と捉え、つなぎ合わせ、社会に送り出していく思想や仕組が、構築されてきませんでした。つまりは、資源をネットワーク化できず、効果を十分に発揮出来ていなかったのです。これらの背景を踏まえて、「作業所」を社会的資源として捉え、有効に利用できるよう再構築し、社会に発信する仕組みを作る事が、私たちの事業の使命だと考えています。
「!-factory」
障がいのある人が働く施設です。私たちは、「働く」という事には障がいの有無は関係がないと考え、一般的な流通により「商品」を販売する事こそが、その人の仕事を尊重し、大切にしている事だと考えています。ですので、「!-factory~エクスクラメーション・ファクトリー」で作られる商品はバザー販売ではなく、全国の雑貨店や、飲食店、大手通販会社「FELISSIMO~フェリシモ~」で販売をして頂いております。障がいがある人が作ったからお買い求め頂けるのではなく、商品が良かったからお買い求め頂ける。そんな商品を生産したいと考えております。
ホームページ:http://www.ex-style.jp(別ウインドウで開きます)