2017年05月20日
5/13 びわ湖の日基金助成の成果発表がありました
2017年5月13日(土)13:00から、ピアザ淡海(県民交流センター:207会議室)において、「未来ファンドおうみ 2016年度助成事業の成果報告会」を開催しました。
◆びわ湖の日基金助成を活用しながら、
地域の課題解決に取り組んだ2事業の成果発表がありました。
山門水源の森を次の世代に引き継ぐ会
びわ湖りす森倶楽部

★全体の様子はこちらをご覧ください。
http://onc.shiga-saku.net/e1340658.html
◆びわ湖の日基金助成を活用しながら、
地域の課題解決に取り組んだ2事業の成果発表がありました。
山門水源の森を次の世代に引き継ぐ会
びわ湖りす森倶楽部
★全体の様子はこちらをご覧ください。
http://onc.shiga-saku.net/e1340658.html
2016年10月20日
びわ湖の日基金助成の中間報告がありました
2016年10月15日(土)13:00からピアザ淡海(県民交流センター:207会議室)において、「未来ファンドおうみ 2016年度助成事業の中間発表・相談会」を開催しました。
◆びわ湖の日基金助成を活用しながら、地域の課題解決に取り組んでいる2事業の中間報告がありました。
山門水源の森を次の世代に引き継ぐ会


★全体の様子はこちらをご覧ください。
http://onc.shiga-saku.net/e1297699.html
◆びわ湖の日基金助成を活用しながら、地域の課題解決に取り組んでいる2事業の中間報告がありました。
山門水源の森を次の世代に引き継ぐ会
びわ湖りす森倶楽部
★全体の様子はこちらをご覧ください。
http://onc.shiga-saku.net/e1297699.html
2016年06月19日
「山門水源の森を次の世代に引き継ぐ会」さんを訪問しました
6月11日(土)、未来ファンドおうみ2016年度助成団体である「山門水源の森を次の世代に引き継ぐ会」さん(以下、「山門水源の森を次の世代に引き継ぐ会」)におじゃましてきました。
「山門水源の森を次の世代に引き継ぐ会」は、2016年度「びわ湖の日基金助成」に採択されました。採択された事業内容は、「山門水源の森に分布する中間雑種ユキバタツバキ群の調査と整備」です。
山門水源の森の学舎で、事務局の橋本さんから助成事業の概要と進捗状況をお聞きしました。
この地域は、雪国に多いユキツバキと暖かい気候を好むヤブツバキの中間種であるユキバタツバキが約9000株群生しています。このツバキは、深い雪に耐えられるように樹高は低く、しなやかな特徴をもっています。花は、1月上旬から5月まで楽しめます。花の色、形、弁数、葉の形などはさまざまで、この森での分布が一部の地域に偏っています。その要因を研究するために、2014年度から本格的な調査を開始しました。2015年度からは、全ての株にタグ付けをしました。開花時に個々の株の特性調査を肉眼観察し、加えてDNA分析をおこないます。こうして、ユキツバキとヤブツバキの関係を明らかにしようとしています。
2015年度に全区域にラミネート加工をした表示板を設置しましたが、耐久性がないことがわかってきました。そこで、未来ファンドおうみの助成金を活用し、アクリル板に吹き付けて作成した耐久性のあるタグにすることで、長期にわたる追跡調査が可能となります。

写真提供:http://www.digitalsolution.co.jp/nature/cgi/yamakado/topics/topics.cgi?page=90 2016年1月17日より

写真提供:http://www.digitalsolution.co.jp/nature/cgi/yamakado/topics/topics.cgi?page=130 2015年12月5日より
伺ったときは6月中旬ですので、ユキバタツバキの花の季節は終わっていましたが、サユリが可憐な花を咲かせていました。シカの被害から守るために、網の中で保護されています。

森の学舎前には、ビオトープが作られていて、ミツガシワやサギソウなどの植物が保護されています。アカハライモリ、小さな蝶やトンボなどを見ることができました。

樹木の枝先に白い泡巣。これはアオモリガエルの卵です。泡のなかで卵からオタマジャクシに孵り池に落ち水中生活が始まるそうです。

沢道を登って湿原へ向かいました。


森の中を歩きながら、みなさんの丁寧な活動の様子を知ることができました。
「未来ファンドおうみ」の助成金が山門の森のことにとどまらず、びわ湖を、そして京都や大阪の生活水を、さらには、次の世代の人々が自然を享受できるくらしにつながっていることを実感させていただきました。
「山門水源の森を次の世代に引き継ぐ会」は、2016年度「びわ湖の日基金助成」に採択されました。採択された事業内容は、「山門水源の森に分布する中間雑種ユキバタツバキ群の調査と整備」です。
山門水源の森の学舎で、事務局の橋本さんから助成事業の概要と進捗状況をお聞きしました。
この地域は、雪国に多いユキツバキと暖かい気候を好むヤブツバキの中間種であるユキバタツバキが約9000株群生しています。このツバキは、深い雪に耐えられるように樹高は低く、しなやかな特徴をもっています。花は、1月上旬から5月まで楽しめます。花の色、形、弁数、葉の形などはさまざまで、この森での分布が一部の地域に偏っています。その要因を研究するために、2014年度から本格的な調査を開始しました。2015年度からは、全ての株にタグ付けをしました。開花時に個々の株の特性調査を肉眼観察し、加えてDNA分析をおこないます。こうして、ユキツバキとヤブツバキの関係を明らかにしようとしています。
2015年度に全区域にラミネート加工をした表示板を設置しましたが、耐久性がないことがわかってきました。そこで、未来ファンドおうみの助成金を活用し、アクリル板に吹き付けて作成した耐久性のあるタグにすることで、長期にわたる追跡調査が可能となります。

写真提供:http://www.digitalsolution.co.jp/nature/cgi/yamakado/topics/topics.cgi?page=90 2016年1月17日より

写真提供:http://www.digitalsolution.co.jp/nature/cgi/yamakado/topics/topics.cgi?page=130 2015年12月5日より
伺ったときは6月中旬ですので、ユキバタツバキの花の季節は終わっていましたが、サユリが可憐な花を咲かせていました。シカの被害から守るために、網の中で保護されています。
森の学舎前には、ビオトープが作られていて、ミツガシワやサギソウなどの植物が保護されています。アカハライモリ、小さな蝶やトンボなどを見ることができました。
樹木の枝先に白い泡巣。これはアオモリガエルの卵です。泡のなかで卵からオタマジャクシに孵り池に落ち水中生活が始まるそうです。
沢道を登って湿原へ向かいました。
森の中を歩きながら、みなさんの丁寧な活動の様子を知ることができました。
「未来ファンドおうみ」の助成金が山門の森のことにとどまらず、びわ湖を、そして京都や大阪の生活水を、さらには、次の世代の人々が自然を享受できるくらしにつながっていることを実感させていただきました。
2015年06月16日
6月13日、びわ湖りす森倶楽部さんのイベントに参加してきました。
スタッフの牧野(@_@)です。
先日13日(土)に、未来ファンドおうみ助成事業2015「びわ湖の日基金」の採択団体である「びわ湖りす森倶楽部」さんの、会員向けイベントに個人的に参加してきました。
全国で広がっている森林病害虫 ”松くい虫”が、びわ湖の森でも広がっている実情を知り、広がりを食い止めるため、森林病害虫に負けない滋賀県産の抵抗性アカマツの苗木を育て植樹しています。

上記の写真は、抵抗性アカマツの苗木です。現在、600本の苗木を育苗中だそうです。
今回は、会員さんのみのイベントに参加させていただきました。
作業は、近江野菜の収穫、苗植え、草むしり。

これはソラマメです。とても大きくて、作業後のご飯の時に食べましたが、おいしかったです。

これは「紫人参」です。私は初めて見ました。サラダに入れて食べたりするそうです。

これはちょっとわかりにくいですが、じゃがいも掘り。スコップで根の下を掘り起すのですが、けっこう力がいります。
一仕事終えた後は、おいしいご飯タイム♪

かまどで豆ご飯を炊いているところです。
当日収穫したじゃがいももホイル焼きにして食べました。
とってもホクホクで、おいしかった。
会員のみなさんが各々おかずを持ってきていて、それもとっても美味しかったです。
おいしいご飯の後には、近くの小川でホタルの鑑賞。
写真を撮るのをすっかり忘れてしまったので、写真はありません。
当日来ていた会員さんの子どもたちは、手慣れた感じで作業をしていました。
子どもにとって、自分たちが食べている野菜がどうやって作られているのかを知る、良い機会です。
今年度も一般向けのイベントをされますので、ぜひ興味のある方はご家族でご参加ください。
下記で紹介していますので、ぜひご一読ください。
http://onc.shiga-saku.net/e1151374.html
先日13日(土)に、未来ファンドおうみ助成事業2015「びわ湖の日基金」の採択団体である「びわ湖りす森倶楽部」さんの、会員向けイベントに個人的に参加してきました。
全国で広がっている森林病害虫 ”松くい虫”が、びわ湖の森でも広がっている実情を知り、広がりを食い止めるため、森林病害虫に負けない滋賀県産の抵抗性アカマツの苗木を育て植樹しています。
上記の写真は、抵抗性アカマツの苗木です。現在、600本の苗木を育苗中だそうです。
今回は、会員さんのみのイベントに参加させていただきました。
作業は、近江野菜の収穫、苗植え、草むしり。
これはソラマメです。とても大きくて、作業後のご飯の時に食べましたが、おいしかったです。
これは「紫人参」です。私は初めて見ました。サラダに入れて食べたりするそうです。
これはちょっとわかりにくいですが、じゃがいも掘り。スコップで根の下を掘り起すのですが、けっこう力がいります。
一仕事終えた後は、おいしいご飯タイム♪
かまどで豆ご飯を炊いているところです。
当日収穫したじゃがいももホイル焼きにして食べました。
とってもホクホクで、おいしかった。
会員のみなさんが各々おかずを持ってきていて、それもとっても美味しかったです。
おいしいご飯の後には、近くの小川でホタルの鑑賞。
写真を撮るのをすっかり忘れてしまったので、写真はありません。
当日来ていた会員さんの子どもたちは、手慣れた感じで作業をしていました。
子どもにとって、自分たちが食べている野菜がどうやって作られているのかを知る、良い機会です。
今年度も一般向けのイベントをされますので、ぜひ興味のある方はご家族でご参加ください。
下記で紹介していますので、ぜひご一読ください。
http://onc.shiga-saku.net/e1151374.html
2014年09月02日
びわ湖の日基金採択団体「せせらぎの郷 稲刈り体験へ参加」
8月30日、「せせらぎの郷」(野洲市須原)の「魚のゆりかご水田」
へ稲刈り体験に行って来ました。
このあたりの田んぼは、黄色く色づいているところが多く、
また久しぶりの晴れ間で、稲刈り日和です。

参加者は田んぼオーナーの方や、一般、行政や研究者など
さまざまな方が約70名参加されていました。
カマで刈って、束ねて、ハサガケにします。
束ね方を教えてもらってましたが、難しくて、束を何度も
回しています。
はじめてカマを持つ小さな子どもたちもいましたが、楽しいようで
ずっと刈っていました。
少しだけ稲刈りを体験して、あとは巨大なコンバインが登場して
一気に刈ってましたが、それはそれで見ていて楽しいものでした。


この田んぼは、お魚が遡上できるように、魚道が造ってあり、
外来魚等におそわれにくい、えさになるプランクトンが多い、
等、魚の子どもが育つのに良い環境です。
田んぼへあがった湖魚たちが、産卵してそこで成長し、
琵琶湖へ帰っていく、こういう田んぼでつくられたお米を
「魚のゆりかご水田米」として、付加価値をつけて販売されています。

そのことを田植えや、生きもの観察会、稲刈りと、体系だって
体験プログラムが作られ、学習機会となっています。
また、生きもの命のゆりかご講座として、「お米と魚のおいしい関係」
と題して、京都府立大学の中村先生から、滋賀県の食文化や
滋賀ブランド野菜についてのお話し、漁師の松沢さんから琵琶湖の漁業から
みた、琵琶湖の状況についてのお話しもありました。

お昼は、2日前に稲刈りをされた新米や、琵琶湖の湖魚の佃煮など、
たくさん準備されていて、おいしくいただきました。

こういう体験を通して、生きものを感じながら「食」を考える、大切ですね。
準備してくださった皆さんありがとうございました。
へ稲刈り体験に行って来ました。
このあたりの田んぼは、黄色く色づいているところが多く、
また久しぶりの晴れ間で、稲刈り日和です。
参加者は田んぼオーナーの方や、一般、行政や研究者など
さまざまな方が約70名参加されていました。
カマで刈って、束ねて、ハサガケにします。
束ね方を教えてもらってましたが、難しくて、束を何度も
回しています。
はじめてカマを持つ小さな子どもたちもいましたが、楽しいようで
ずっと刈っていました。
少しだけ稲刈りを体験して、あとは巨大なコンバインが登場して
一気に刈ってましたが、それはそれで見ていて楽しいものでした。
この田んぼは、お魚が遡上できるように、魚道が造ってあり、
外来魚等におそわれにくい、えさになるプランクトンが多い、
等、魚の子どもが育つのに良い環境です。
田んぼへあがった湖魚たちが、産卵してそこで成長し、
琵琶湖へ帰っていく、こういう田んぼでつくられたお米を
「魚のゆりかご水田米」として、付加価値をつけて販売されています。
そのことを田植えや、生きもの観察会、稲刈りと、体系だって
体験プログラムが作られ、学習機会となっています。
また、生きもの命のゆりかご講座として、「お米と魚のおいしい関係」
と題して、京都府立大学の中村先生から、滋賀県の食文化や
滋賀ブランド野菜についてのお話し、漁師の松沢さんから琵琶湖の漁業から
みた、琵琶湖の状況についてのお話しもありました。
お昼は、2日前に稲刈りをされた新米や、琵琶湖の湖魚の佃煮など、
たくさん準備されていて、おいしくいただきました。
こういう体験を通して、生きものを感じながら「食」を考える、大切ですね。
準備してくださった皆さんありがとうございました。