2012年12月04日
ファンドレイジングセミナーを開催しました。
11月11日(日)、「共感とともに夢と想いを実現する ファンドレイジングセミナー」を滋賀県立男女共同参画センター G-NETしがで開催しました。
今年度は滋賀県新しい公共支援事業を受託し、マネジメント支援事業を行っていますが、認定NPO法人を目指す団体だけでなく、地域の課題を解決したいと取り組む団体、これからしようとする個人の方にも参加していただきたいと、滋賀県立男女共同参画センターとの共催で開催しました。
講師は、昨年のファンドレイジングフォーラムにもお越しいただいた鈴木歩さんです。シーズ・市民活動を支える制度をつくる会で活動されてます。社会に必要なことは市民の寄付で支えるのが当たり前のアメリカで、ファンドレイジングの経験もされてます。

鈴木さんのお話は、とても具体的。
・NPOが活動している分野は受益者が経費を払えないことが多いですね。
例えば、里山保全活動。里山が整備されて、動物や昆虫、植物などが生き生きと増えるようになっても、人間にお金を払ってはくれません。では、その里山が保全されることが大切だという思いと活動への共感を集めることが必要です。ある人は整備に必要な機材を寄贈するかもしれないし、ある人は事務局の運営に必要な経費へ寄付してくれるかもしれない。里山の体験に子どもたちが来るようになったら、その保護者や子ども会から保全活動にと支援が集まるかもしれません。継続的にずっと保全活動を続けるためにも、広く共感を集め、長く関心を持ってもらう工夫と努力が必要です。
・NPOも必要な経費はちゃんと計上しましょう。
ついつい活動もボランティアで、事務局もボランティアで、とがんばりがちなNPO。でも必要な経費は計上していかないと続きません。優秀な人材を求めてもボランティアでは継続して行く上で限界があります。具体的に必要な金額を出して、質の良い活動を続けるためにはこれだけ必要です。と伝えて集めることが大切です。
・寄付をする人がなぜ寄付するのか、何を求めているのかを知りましょう。
・寄付は個人的にお願いしましょう。「あなたの支援が必要なんです」と伝えること。そして、「あなたのおかげで、地域が変わってきています。」「こんなに活動が進んでいます。」とお礼と報告を伝えること。
などなど、書ききれませんが大切なことをたくさんお話いただきました。
講演でもご紹介されていた鈴木さんの共著「NPOのファンドレイジングをはじめよう」にも分かりやすく書かれてますので、ぜひ読んでみてください。ファンドレイジングが寄付というお金集めだけでなく、市民の社会参加の1つのカタチであり、社会の変化や地域に必要な仕組みを選ぶ行為なのだと、じんわりと染みてきます。

ワークショップでは、具体的に寄付を詰めるための手順を練習してみました。
まずは、「いくらあったら、何しよう?」と、いくら欲しいのか?、何をしたいのか?、その夢が実現するどんないいことがあるのか?、誰が困っているのか?、いつ実現させたいのか?と書き込んでいきます。

そしてグループの中で、共有していきます。お互いに「それはいいね!」「そのアイデアは私も使おう、いただき!」と感じたことを書き出しながら、夢を語り合いました。


次ぎのステップとしては、その目標の金額を集めるために、「誰から、いくら集めるか?」という作業をして行くのですが、それはぜひ、それぞれの団体に持ち帰って、組織として集めたい目標と何をしたいのか?を整理して、組織として、誰からいくら・・・と、みんなで共有しながら考えてくださいとのことでした。ファンドレイジングは一人では続きません。組織で取り組むいくことが大切なのです。

セミナー終了後は交流会をしました。活動分野は違っても、ファンドレイジングでの課題は、それぞれに持っておられ、お互いにアイデアを出したり、励ましあったりお話はつきませんでした。
ファンドレイジングは、ファン度 レイジング。
団体のファンを集め、熱いファンになってもらい、一緒に社会の変化を、活動を盛り上げて行きたいですね。

みなさん、お疲れ様でした。
今年度は滋賀県新しい公共支援事業を受託し、マネジメント支援事業を行っていますが、認定NPO法人を目指す団体だけでなく、地域の課題を解決したいと取り組む団体、これからしようとする個人の方にも参加していただきたいと、滋賀県立男女共同参画センターとの共催で開催しました。
講師は、昨年のファンドレイジングフォーラムにもお越しいただいた鈴木歩さんです。シーズ・市民活動を支える制度をつくる会で活動されてます。社会に必要なことは市民の寄付で支えるのが当たり前のアメリカで、ファンドレイジングの経験もされてます。
鈴木さんのお話は、とても具体的。
・NPOが活動している分野は受益者が経費を払えないことが多いですね。
例えば、里山保全活動。里山が整備されて、動物や昆虫、植物などが生き生きと増えるようになっても、人間にお金を払ってはくれません。では、その里山が保全されることが大切だという思いと活動への共感を集めることが必要です。ある人は整備に必要な機材を寄贈するかもしれないし、ある人は事務局の運営に必要な経費へ寄付してくれるかもしれない。里山の体験に子どもたちが来るようになったら、その保護者や子ども会から保全活動にと支援が集まるかもしれません。継続的にずっと保全活動を続けるためにも、広く共感を集め、長く関心を持ってもらう工夫と努力が必要です。
・NPOも必要な経費はちゃんと計上しましょう。
ついつい活動もボランティアで、事務局もボランティアで、とがんばりがちなNPO。でも必要な経費は計上していかないと続きません。優秀な人材を求めてもボランティアでは継続して行く上で限界があります。具体的に必要な金額を出して、質の良い活動を続けるためにはこれだけ必要です。と伝えて集めることが大切です。
・寄付をする人がなぜ寄付するのか、何を求めているのかを知りましょう。
・寄付は個人的にお願いしましょう。「あなたの支援が必要なんです」と伝えること。そして、「あなたのおかげで、地域が変わってきています。」「こんなに活動が進んでいます。」とお礼と報告を伝えること。
などなど、書ききれませんが大切なことをたくさんお話いただきました。
講演でもご紹介されていた鈴木さんの共著「NPOのファンドレイジングをはじめよう」にも分かりやすく書かれてますので、ぜひ読んでみてください。ファンドレイジングが寄付というお金集めだけでなく、市民の社会参加の1つのカタチであり、社会の変化や地域に必要な仕組みを選ぶ行為なのだと、じんわりと染みてきます。
ワークショップでは、具体的に寄付を詰めるための手順を練習してみました。
まずは、「いくらあったら、何しよう?」と、いくら欲しいのか?、何をしたいのか?、その夢が実現するどんないいことがあるのか?、誰が困っているのか?、いつ実現させたいのか?と書き込んでいきます。
そしてグループの中で、共有していきます。お互いに「それはいいね!」「そのアイデアは私も使おう、いただき!」と感じたことを書き出しながら、夢を語り合いました。
次ぎのステップとしては、その目標の金額を集めるために、「誰から、いくら集めるか?」という作業をして行くのですが、それはぜひ、それぞれの団体に持ち帰って、組織として集めたい目標と何をしたいのか?を整理して、組織として、誰からいくら・・・と、みんなで共有しながら考えてくださいとのことでした。ファンドレイジングは一人では続きません。組織で取り組むいくことが大切なのです。

セミナー終了後は交流会をしました。活動分野は違っても、ファンドレイジングでの課題は、それぞれに持っておられ、お互いにアイデアを出したり、励ましあったりお話はつきませんでした。
ファンドレイジングは、ファン度 レイジング。
団体のファンを集め、熱いファンになってもらい、一緒に社会の変化を、活動を盛り上げて行きたいですね。

みなさん、お疲れ様でした。
Webマーケティングセミナーに参加してきました!
3/1「ロジックモデル」と「社会的インパクト評価」を学びました
1/23「やさしい『非営利組織のマネジメント』講座」をおこないました
9/23 設立20周年記念事業を開催しました
12/4 市民活動フォーラム「古民家を活用した市民活動と地域蘇生」を開催しました
11/16 「地域づくり協議会の法人化に向けて」の講座をおこないました
3/1「ロジックモデル」と「社会的インパクト評価」を学びました
1/23「やさしい『非営利組織のマネジメント』講座」をおこないました
9/23 設立20周年記念事業を開催しました
12/4 市民活動フォーラム「古民家を活用した市民活動と地域蘇生」を開催しました
11/16 「地域づくり協議会の法人化に向けて」の講座をおこないました
Posted by 淡海ネットワークセンター at 12:58
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