2013年12月10日
1/8 ソーシャル・インパクト・ボンド国際シンポジウム
-社会的インパクトの定量評価と新しい官民連携の社会投資スキームの構築へ-
先進各国において、複雑化する社会的課題に対応するため、政府予算の生産性を高め、社会的成果に応じた予算配分を行う、成果ベースでのファイナンス・スキームの検討が進んでいます。これらの新しいファイナンス・スキームは、従来型の政府による資金やリソースの再分配や、収益性のみを前提とする従来型の民間投資ではなく、投資的な性格を持つ民間資金に、政府が投資による社会的インパクトの実現を条件とした償還を行う、新しい社会的投資の仕組みです。
こうした取り組みの中でも、特に、2010年に英国で開始された「社会インパクト債権」(ソーシャル・インパクト・ボンド)は、官民連携での社会的投資スキームとして関心を集め、英国では児童養護施設、受刑者の社会復帰プログラム、若年失業等の社会課題に高い効率で対応する予防的プログラムへの社会投資として実施され、数十百万ポンド規模の発行規模となっています。こうした取り組みは各国で注目を集め、米国ではゴールドマン・サックス社が10百万ドルを出資して導入、またオーストラリアでも導入され、韓国、イスラエル、欧州各国でも導入が議論されるなど、新しい社会的投資の潮流となっています。
日本においても、少子高齢化や震災復興等の社会的課題に対して、どのように限られた公的なリソースで効果的な社会施策を実施するか、またそのためにどのように民間資金を活用するかが、社会課題の解決を図る社会インフラの構築への大きな課題となっています。
本シンポジウムでは、英国でのこの新しいスキームの運営を主導する英国内閣府・センター・フォー・ソーシャル・インパクト・ボンド、ならびにSIBスキームの企画運営を行い、運営事務局として関わる中間支援組織ソーシャル・ファイナンスの実務担当者を日本に招聘し、この新しいスキームのもたらす社会的意義、並びに日本での導入可能性について、日本の社会的投資の関係者も交えて議論を深めます。
★詳しくはこちらをご覧ください↓★
http://www.shinrai.or.jp/event/sib2014.html
<京都開催>
○日程:2014年1月8日(水) 午後2時から午後5時
○会場:立命館大学朱雀キャンパス1階多目的ホール
○内容:
◆「社会的インパクト評価と社会的投資の潮流」
伊藤健(慶應義塾大学 大学院 政策・メディア研究科 特任助教)
◆「英国におけるソーシャル・インパクト・ボンドの展開と英国政府の社会投資政策」
エマ・トムキンソン(元英国内閣府、センター・フォー・ソーシャル・インパクト・ボンド、社会インパクト分析官)
◆「グローバルに展開するソーシャル・インパクト・ボンドの動向」
アントニオ・ミゲール (英国ソーシャル・ファイナンス)
◆パネルディスカッション:
「社会的インパクト評価とソーシャル・インパクト・ボンドの日本での導入に向けて」
(日本からの社会的投資・社会的価値評価の実践者・研究者の登壇を予定)
◆Q&A
※2014年1月10日に東京でも開催いたします。
○参加対象:
自治体・政府関係者、NPO中間支援組織、民間助成財団、企業CSR、社会的投資関係者等
○言語:英日逐次通訳
○参加費:3,000円(資料代含む)
○主催:
公益財団法人信頼資本財団、慶應義塾大学、SFC研究所コンソーシアムVCOM、公益財団法人日本財団
<お問い合わせ先>
公益財団法人信頼資本財団 担当:鴨崎、望月
TEL:075-341-4115
E-mail:info@shinrai.or.jp
先進各国において、複雑化する社会的課題に対応するため、政府予算の生産性を高め、社会的成果に応じた予算配分を行う、成果ベースでのファイナンス・スキームの検討が進んでいます。これらの新しいファイナンス・スキームは、従来型の政府による資金やリソースの再分配や、収益性のみを前提とする従来型の民間投資ではなく、投資的な性格を持つ民間資金に、政府が投資による社会的インパクトの実現を条件とした償還を行う、新しい社会的投資の仕組みです。
こうした取り組みの中でも、特に、2010年に英国で開始された「社会インパクト債権」(ソーシャル・インパクト・ボンド)は、官民連携での社会的投資スキームとして関心を集め、英国では児童養護施設、受刑者の社会復帰プログラム、若年失業等の社会課題に高い効率で対応する予防的プログラムへの社会投資として実施され、数十百万ポンド規模の発行規模となっています。こうした取り組みは各国で注目を集め、米国ではゴールドマン・サックス社が10百万ドルを出資して導入、またオーストラリアでも導入され、韓国、イスラエル、欧州各国でも導入が議論されるなど、新しい社会的投資の潮流となっています。
日本においても、少子高齢化や震災復興等の社会的課題に対して、どのように限られた公的なリソースで効果的な社会施策を実施するか、またそのためにどのように民間資金を活用するかが、社会課題の解決を図る社会インフラの構築への大きな課題となっています。
本シンポジウムでは、英国でのこの新しいスキームの運営を主導する英国内閣府・センター・フォー・ソーシャル・インパクト・ボンド、ならびにSIBスキームの企画運営を行い、運営事務局として関わる中間支援組織ソーシャル・ファイナンスの実務担当者を日本に招聘し、この新しいスキームのもたらす社会的意義、並びに日本での導入可能性について、日本の社会的投資の関係者も交えて議論を深めます。
★詳しくはこちらをご覧ください↓★
http://www.shinrai.or.jp/event/sib2014.html
<京都開催>
○日程:2014年1月8日(水) 午後2時から午後5時
○会場:立命館大学朱雀キャンパス1階多目的ホール
○内容:
◆「社会的インパクト評価と社会的投資の潮流」
伊藤健(慶應義塾大学 大学院 政策・メディア研究科 特任助教)
◆「英国におけるソーシャル・インパクト・ボンドの展開と英国政府の社会投資政策」
エマ・トムキンソン(元英国内閣府、センター・フォー・ソーシャル・インパクト・ボンド、社会インパクト分析官)
◆「グローバルに展開するソーシャル・インパクト・ボンドの動向」
アントニオ・ミゲール (英国ソーシャル・ファイナンス)
◆パネルディスカッション:
「社会的インパクト評価とソーシャル・インパクト・ボンドの日本での導入に向けて」
(日本からの社会的投資・社会的価値評価の実践者・研究者の登壇を予定)
◆Q&A
※2014年1月10日に東京でも開催いたします。
○参加対象:
自治体・政府関係者、NPO中間支援組織、民間助成財団、企業CSR、社会的投資関係者等
○言語:英日逐次通訳
○参加費:3,000円(資料代含む)
○主催:
公益財団法人信頼資本財団、慶應義塾大学、SFC研究所コンソーシアムVCOM、公益財団法人日本財団
<お問い合わせ先>
公益財団法人信頼資本財団 担当:鴨崎、望月
TEL:075-341-4115
E-mail:info@shinrai.or.jp
Posted by 淡海ネットワークセンター at 13:20
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